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ジョセフ・ナイ「米国に防衛義務がある尖閣諸島とクリミア半島では全く情勢が違う」「河野談話の検証作業は問題」
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ジョセフ・ナイ「米国に防衛義務がある尖閣諸島とクリミア半島では全く情勢が違う」「河野談話の検証作業は問題」
米国の知日派、ジョセフ・ナイ・ハーバード大教授(元米国防次官補)は時事通信のインタビューに応じ、... 米国の知日派、ジョセフ・ナイ・ハーバード大教授(元米国防次官補)は時事通信のインタビューに応じ、ロシアによるウクライナ南部クリミアの編入に関連し、24日の日米首脳会談で「米国に防衛義務がある沖縄県・尖閣諸島とクリミア半島では全く情勢が違う」ことを確認すべきだと主張した。主な一問一答は次の通り。 -大統領はアジア地域へのリバランス(再均衡)の真剣度を同盟国にどう説明するのか。 大統領は首脳会談で尖閣諸島の問題を提起するはずだ。ヘーゲル国防長官が先日表明した「尖閣諸島は日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」という立場を繰り返すだろう。 -日本と中韓の間に横たわる歴史問題をどうみるか。 中国は歴史問題を日本に対する「武器」にしている。しかし日韓関係は修復されることが重要だ。日米韓は北朝鮮の核問題に共同対処している。オバマ政権の懸念はハーグで日米韓首脳会談を仲介したことに表れている。