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『数えずの井戸 (中公文庫)』(京極夏彦)の感想(4レビュー) - ブクログ
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『数えずの井戸 (中公文庫)』(京極夏彦)の感想(4レビュー) - ブクログ
2010年の作品で、 「笑う伊右衛門」などの江戸怪談シリーズの第3弾。 菊が夜な夜な井戸で皿を数えるとい... 2010年の作品で、 「笑う伊右衛門」などの江戸怪談シリーズの第3弾。 菊が夜な夜な井戸で皿を数えるという、誰もが知っている番長皿屋敷の怪談を、京極夏彦が新たな解釈を加えて綴った哀しき物語となっています。 皿屋敷の菊の話はあまりに有名ですが、 なぜ井戸に現れて皿を数えているのか、 なぜ1枚欠けているのか、 考えてみると私も詳しくは知りませんでした。 実際は諸説あるそうで、 その説も本作の冒頭で語られていてとても興味深かったです。 この話の最後が悲劇的な結末を迎えることは 初めから分かっていますが、 多くの視点から語られる物語がどう交錯するのか、 その中で菊はどのように皿と結びつくのか、 夢中になって読む手が止まりませんでした。 さすが京極夏彦さん、 文章が大変美しく、改めて日本語の魅力に気づかせてくれます。 また、ページの空間の使い方も素晴らしい! 結末が好きではない方もいらっしゃるようで