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『『アシェンデン 英国情報部員のファイル』』
ASHENDEN Or THE BRITISH AGENT (1928) 『アシェンデン―英国情報部員のファイル』 ウィリアム・サマセッ... ASHENDEN Or THE BRITISH AGENT (1928) 『アシェンデン―英国情報部員のファイル』 ウィリアム・サマセット・モーム/著、中島賢二・岡田久雄/訳、岩波文庫(2008) 第一次世界大戦の際、著者モームは実際に情報部員だったらしい(作家兼務の)。これは有名な話だそうだ。だからこの作品は、モーム自身の実体験に基づいているらしい。この本の序文で、著者自らそう云っている。 モームはこうも言っている。「体験に基づいてはいるが、フィクションにするために再構成を施している」と。事実というのは、物語の語り手としては実にお粗末なのだそうだ。 秘密情報部で働くエージェントの仕事とは、実際のところ極端に単調で詰まらない物だそうだ。しかも、その仕事のほとんどは役に立たない。だからといって、そういった事実を、事実として書き連ねるのは、作家の側のテライでしかない、とモームは否定している。