
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
西村賢太著の「苦役列車」を読んでみた - ちるろぐ
カバンの中を整理をしていたら「苦役列車」という見覚えのないペーパーバックが出てきた。買った記憶が... カバンの中を整理をしていたら「苦役列車」という見覚えのないペーパーバックが出てきた。買った記憶がなかったから、冷や汗をかいたけど、一緒にクシャクシャになったレシートも出てきて、ホッとした。近ごろ物忘れがひどいんだ。 そのまま読みはじめて、さっき読了したから感想を書いておくよ。もう、記録することだけが、自分を信じる唯一の方法になっている。 早くなんとかしないと…。 西村賢太著「苦役列車」本書には、表題作とべつに、もうひとつの短編がある。主人公の名前が同じだから、一連の小説として読んでいいと思う。 最初の「苦役列車」は、性犯罪歴のある父親をもつ主人公、北町貫多が、15歳(中卒)から、ひとり暮らしをしながら、日雇いの冷凍倉庫で働く日常を書いている。 続く2篇目の「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」では、文筆家となった貫多が、腰痛を押して執筆活動を続ける姿が書かれている。 西村賢太さんの作品は、初めて
2016/07/06 リンク