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「ガイマン賞」を入り口に 海外マンガの奥深い世界に親しむ | ダ・ヴィンチWeb
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「ガイマン賞」を入り口に 海外マンガの奥深い世界に親しむ | ダ・ヴィンチWeb
「ガイマン賞」をご存じだろうか? 海外マンガの略称で、日本では注目されにくい海外マンガ=ガイマンの... 「ガイマン賞」をご存じだろうか? 海外マンガの略称で、日本では注目されにくい海外マンガ=ガイマンの魅力を伝えるために始まった試みだ。主にウェブなどを通して読者の投票を募り、今年翻訳されたガイマンのベストを決めるといったものだ。元々は海外マンガ好きの個人が始めたが、今年から、京都国際マンガミュージアム、米沢嘉博記念マンガ図書館、北九州市漫画ミュージアムの3館が主催となり、じわじわと盛り上がりを見せつつある。なかなか手に取りづらいガイマンだが、今年ベスト入りした作品は、日本人でも親しみやすいのでおすすめだ。 例えば、2013年1位のフランスの作家による『塩素の味』。毎週水曜日にプールに通う青年が、泳ぎの上手な女性と出会う物語だが、水泳というモチーフが青年の心のゆらぎまでも表現しているようで、叙情的で美しい。日本の少女マンガの繊細さと通じるところもあるだろう。 また、個人的におすすめなのが、3位