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「デルタの羊」、アニメ業界舞台に繰り広げる人間ドラマと爽快感
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「デルタの羊」、アニメ業界舞台に繰り広げる人間ドラマと爽快感
『罪の声』、『騙しの絵の牙』などで知られる塩田武士の2年振りの単行本『デルタの羊』(KADOKAWA)がこの... 『罪の声』、『騙しの絵の牙』などで知られる塩田武士の2年振りの単行本『デルタの羊』(KADOKAWA)がこのほど刊行された。舞台はアニメ業界、本の帯には「製作委員会」「制作会社」「ゲーム」「配信」「中国」「テクノロジー」「コロナ後」といった気になる言葉が並ぶ。 これまでもアニメ業界を舞台にした小説やアニメ、コミックがなかったわけでない。しかし塩田武士は社会派小説を得意とするベストセラー作家だ。『罪の声』では未解決のグリコ森永事件に着想を得て社会の深淵を抉り出し、『騙しの絵の牙』では出版業界を舞台に奇想天外なビジネス駆け引きを描く。 本作を前にした時の最初の感想は、「アニメ業界に大衆を惹きつける小説になる要素なんてあったけ?」。アニメの作品自体であれば兎も角も、業界自体に絵になる題材があると思えなかったのだ。 ところが本のページを開いて読み始めた途端、それが杞憂であることがわかる。ぐいぐいと