エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
少女「雨が止んだなら」【後編】 : あやめ速報-SSまとめ-
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
少女「雨が止んだなら」【後編】 : あやめ速報-SSまとめ-
2013年06月26日09:55 少女「雨が止んだなら」【後編】 カテゴリその他オリジナル 【前編】 【中編】 の... 2013年06月26日09:55 少女「雨が止んだなら」【後編】 カテゴリその他オリジナル 【前編】 【中編】 の続きです。 421 : VIPにかわりましてNIPPER... - 2013/06/13 06:55:13.17 gz5u5IpNo 324/489 ◇ 「ツキは石ころじゃない」 とわたしは言った。そう言った瞬間、前後の記憶がひどく曖昧なことに気付く。 なぜわたしは、不意にそんなことを口にしたんだろう。 それから、世界に光があることを、ふと意識する。 それまでと変わらず、赤みがかった頼りない灯りだ。 その光は大きな影をも作り出していた。 それがあることで、よりいっそう影を際立たせてしまうような光。 でも、何はともあれ、それが光であるのは確かだ。 光がある以上は、まったくの暗闇というわけではない。 影は闇ではなく、光のひとつの性質であり一面だ。 机の上の燭台。そこに刺さった蝋燭。