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現場を知らない上司の話は聞かないと言った若手営業マンの話
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現場を知らない上司の話は聞かないと言った若手営業マンの話
「上司が間違っていると思ったら、僕は絶対に言うことは聞きません。生意気かもしれませんが、反論する... 「上司が間違っていると思ったら、僕は絶対に言うことは聞きません。生意気かもしれませんが、反論するか、無視しますね。」 とその友人は言った。 彼は六本木ヒルズに入っているIT企業の若手営業社員。人当たりも良く、地頭も良い。営業としてはお客さんに好かれ、成果もきっちり出すタイプだ。 とはいえ、転職してまだ1年経っていない。私はなぜ彼がそんなに強気で上司に立ち向かえるのか不思議に思った。 「だってロジックが間違ってますもん。言ってることが破綻してる。」 彼は引き続きかなり強い語気で、そう言い放った。 確かに、上司は理不尽な振る舞いをする生き物だ。言動と行動が矛盾していたり、この前発言していた内容と、今日言っていることが180度違うなんてことはしょっちゅうある。 ただそんな理不尽な出来事が起きても、たいてい本人の前ではグッとこらえて、アフターファイブに酒の勢いを借りて居酒屋で愚痴るのが常識だと思っ

