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『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書 2431)』(河合雅司)の感想(517レビュー) - ブクログ
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『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書 2431)』(河合雅司)の感想(517レビュー) - ブクログ
作品紹介・あらすじ 日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくら... 作品紹介・あらすじ 日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか? 人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。 書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。それを明確にしておかなければ、講ずべき適切な対策とは何なのかを判断できず、日本の行く末を変えることは叶わないはずなのに、である。 本書が、その画期的な役目を担おう。 第1部は「人口減少カレンダー」とし、年代順に何が起こるのかを時系列に沿って、かつ体系的に示した。未来の現実をデータで示した「基礎編」である。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10