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「デフレは惡」の呪縛 - ラディカルな経済学
若田部昌澄・栗原裕一郎『本当の経済の話をしよう』(ちくま新書)は、すばらしい部分と惜しまれる部分... 若田部昌澄・栗原裕一郎『本当の経済の話をしよう』(ちくま新書)は、すばらしい部分と惜しまれる部分が混在してゐる。經濟學者で先生役の若田部は、評論家で生徒役の栗原に、多彩なエピソードを交へて經濟學の基本をわかりやすく講義する。すばらしいのは、明快な論理にもとづき、政治的多數説や世間の「良識」に反するやうな主張をずばりと述べる部分である。一方で惜しまれるのは、若田部が「デフレは惡」といふ神話に縛られ、論理の切れ味が鈍つてしまつてゐる部分である。 賛同できる若田部の主張はいろいろある。「市場の道徳的限界」を強調するマイケル・サンデルを俎上に載せ、それなら「道徳の市場的限界」も考へるべきだと切り返す(110頁)のは秀逸だし、貿易黒字が善、赤字が惡といふ内田樹の誤つた思ひ込みに對し、もしさうなら獨立以來百四十年以上ほとんど貿易赤字のカナダは「もう死んでてもをかしくない」と皮肉る箇所(150頁)も樂し
2015/01/04 リンク