エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
日経春秋 春秋(2/2) - finalventの日記
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています

- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
日経春秋 春秋(2/2) - finalventの日記
「何か」は歴史認識であり、袋詰めをするのが歴史家である。そう喩(たと)えるのは簡単だが……。日中両... 「何か」は歴史認識であり、袋詰めをするのが歴史家である。そう喩(たと)えるのは簡単だが……。日中両国の歴史共同研究委員会が発表した最終報告書は、共同研究といいながら各テーマに関し双方が書いた論文を並べただけという印象だ。公表されるはずだった相手方の論文に対する批評も、知れずじまいになった。 しかたないでしょう。 歴史を読む場合、最初の関心は事実でなく書いた歴史家に持つべきだ、ともカーは説いている。教えにしたがって報告を読めば、事実に歴史認識を詰め込む中国の歴史家には、どうしたって「政治」の濃いカゲが映る。「歴史は現在と過去との対話である」というカーの名言の、こんな分かりやすい教科書はない。 それにしてもカーが出てくるあたり世代的なものがあるな。 小林秀雄がカーの史観をこき下ろしていたコラムがあったはずだが、あれもまた現代的な意味合いでもない。