ロマンチストは早死するぜ ―映画『不灯港』を観る - 関内関外日記

不灯港 [DVD] 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2010/07/24メディア: DVD購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る はてなブックマークをつらつら見ておったら、次の記事が流れてきた。 海外サイトが選んだ”過小に評価され、見落とされている日本映画ベスト20” （21世紀） - シネフィル - 映画とカルチャーWebマガジン おれはもとより映画ファンというわけでもないので、知らない作品が多い。その中にあったのが『不灯港』やった。 先日、『そこのみにて光輝く』を観たばかりであって、頭のなかが寂れた漁港の街モードなっとったおれは、これを観たいと思ったので、観たのやった。 あらすじはといえば、38歳、父の残した小さな漁船で毎日漁に出る武藤敬司をさらに優しくした感じ（毛は生えてる）の独身男が結婚したいなぁというところに……というものである。 『そこの