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『潮の騒ぐを聴け』とウナギ - 黌門客
小川雅魚『潮の騒ぐを聴け』(風媒社)を再読している。この随筆集(註釈部分がなんと全ページ数の約三... 小川雅魚『潮の騒ぐを聴け』(風媒社)を再読している。この随筆集(註釈部分がなんと全ページ数の約三分の一を占める)は、今年1月に出た。春先に出久根達郎氏が新聞書評で取り上げており、「世間知の宝庫」とか何とか、そういった表現で絶讃していた。それから、あちこちの書店で捜し求めたもののなかなか見当らず、出版社に直接取り寄せることになった。しかし“版元増刷中”とのことで、すこし待ってから、4月に出た2刷を入手した*1。期待にたがわず頗る面白く、直ぐに読了。そして今回は、註釈部も含めてじっくり読み直している。 同書から、タイムリーな「もっとも高価な魚、グラムあたり」を取上げてみよう。 このエセーは、「四十年来の知人で時計職人のカッちゃん」がウナギ獲りの名人だ、という話が端緒となる。その後『万葉集』の大伴家持歌(三八五三番歌)を引き、そして「平賀源内の思惑で土用の丑の日にウナギを食べる風習が形成され」云