座間9人殺害事件、解けない闇と忘却の宿命: 極東ブログ

2025年6月27日、白石隆浩の死刑が執行された。当然だろう。神奈川県座間市で、2017年に８人の若い女性と１人の男性を絞殺し、その遺体を切り刻んだ男にとって、別の結末は考えにくい。だが、執行は事件の記憶を薄めようとしただけで、理解はもたらされなかった。当時、27歳の「美男子」が、SNSで「死にたい」と呟く若い女性を誘い出し、絞殺し、血と異臭の浴室で遺体を解体した、とされる。私たちは、この事件の何を理解しているのか。なぜ殺害は簡単だったかのように見えるのか、なぜ彼女たちが彼のもとに集まったのか、なぜ９体もの解体が繰り返されたのか、そしてなぜ彼の生育環境が謎のままなのか。その闇は解けない。法的なナラティブは、罪を裁き、おそらく緩慢な忘却を強いる。 殺害の「簡単さ」に潜む謎 白石隆浩は、８人の女性を驚くほど「簡単に」殺害した。2017年8月から10月の2か月間、抵抗の痕跡はほぼなく、狭いアパー

[Midas]

そう考えると(一般的に人間は｢死にたい｣と言ったときむしろ｢生きたい(わたしの悩みを聞いてほしい｣と主張してるのだが)座間9白石まさに日産城下町に｢出るべくしてでた｣偉人(誰も日産をサクっと殺せない)といえる

[nessko]

はてブにはひっかかることのない類のツイートがあるのね。犯人は目ざとくキャッチしていた。類友法則みたいなのを感じる。犯人の言動からはある種の精神疾患の傾向が見えるような

[NOV1975]

異常性についての理解を拒むのは人間の機能の一つだとは思うし、理解しても人間のステージが進むわけでもない（むしろ後退しかねない）から社会としてはこれでよくて、後は誰かが物語にするんじゃないかな。

[REV]

ナラティブを無視し背景を軽視し真実を看過し理解を拒み『異常者』の一言で片づける『大人たち』は創作内では批判の対象となるが、でも俺、「3σくらいは異常者いるやろ」で片付けちゃう。

[paravola]

（結局なんだかよく分からないまま本人も処刑されてしまったと）かくして死刑執行は、事件を「終結」させた。そして、私たちはこの事件について何も理解していない