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少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2) | 希望は天上にあり
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少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2) | 希望は天上にあり
いなたくんへ 少子高齢化とか叫ばれてるけど実感わかないよね、ということで各種統計に基づき未来の日本... いなたくんへ 少子高齢化とか叫ばれてるけど実感わかないよね、ということで各種統計に基づき未来の日本を予想した『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』(2017)を読んでみた。本書は2065年までの出来事を年表形式でまとめたものだ。イシューとしてはざっくり8つが挙げられそうで、前回書いた。 人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)(希望は天上にあり,2017/12/17) 経済冷却、社会インフラ老朽化、社会保障費激増、といった話はもちろんのこと、高齢化以上に「高齢者の高齢化」「労働人口における高齢化」が問題だとか、介護難民・介護離職増大の予想とか、輸血用血液不足・病床不足により「病院に行けば助かる」という常識が崩れるとか、地方自治体は半分消滅してヤバいけど東京はそれ以上にもっとヤバイとか、とかとか、悲観論者には強くおススメしたい一冊である。 本書も「ヤ