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『大拙と幾多郎』 - HONZ
大拙と幾多郎 (岩波現代文庫) まず断わっておくと、「面白さ」という指標で考えれば、★☆☆☆☆である。あと... 大拙と幾多郎 (岩波現代文庫) まず断わっておくと、「面白さ」という指標で考えれば、★☆☆☆☆である。あとがきにも「現代社会に生きる私たちに益することを考えようとしてではなかった」とある。本のキュレーター勉強会で紹介するからといって、期待は禁物だ。本書は鈴木大拙と西田幾多郎という人物を知るためにもってこいの書籍である。そもそも二人を知りたい読書がどれくらいいるのかは分からないが、石川県出身の二人について、同郷の僕が書くことはけっして悪いことではないと割り切って書く。 本書を端的に説明すると、世界に禅を広めた鈴木大拙と日本で唯一の世界が認める哲学者と言われる西田幾多郎、禅を生きるよすがにしたこの二人を中心とした、明治時代における人びとの人生の交錯を描いている。 西田幾多郎の著作は哲学と禅の前提知識無しに読むと必ずや理解不能に陥り、早々に本棚行きになる。鈴木大拙の著作も西洋文化に汚染された世代
2013/07/08 リンク