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『石の物語』by 出口 治明 - HONZ
タイトルを一瞥しただけで、もうこれは読むしかないと観念させられるタイプの本がある。本書のサブタイ... タイトルを一瞥しただけで、もうこれは読むしかないと観念させられるタイプの本がある。本書のサブタイトルに紅楼夢の文字を見出した瞬間に、紅迷の僕は観念した。本書は、中国の石伝説と、冒頭がいずれも石から始まる「紅楼夢(石頭記=石の物語)」「水滸伝」「西遊記」を論じたものである。 本書は6章からなる。第1章は「テクスト相関性と解釈」。先ず「他のテクストから完全に自由なテクストは存在しない」という「テクスト相関性」の問題が指摘され、司馬相如の「いろいろと混ぜ合わせて『文』を作るのだ」という言葉が紹介される。そして著者は、「連続性と非連続性とを同時に保持しつづけること」がテクスト相関性の特徴だと述べる。第2章は「石の神話辞典」。淮南子に描かれた、女媧が五色の石を溶かして蒼天を補修したという神話が語られる。第3章は「石と玉」。玉は石の精髄である。女媧は3万6千5百個の精錬した石を使って天を補った後、余っ