エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【書評】カニはなぜ横歩きなのか [著]越前敏隆
カニ研究を専門にする生物学者・越前敏隆千葉電波大名誉教授が30年にわたるサワガニ観察を元に、進化... カニ研究を専門にする生物学者・越前敏隆千葉電波大名誉教授が30年にわたるサワガニ観察を元に、進化論的観点からなぜカニが横歩きしかできないのかを説く。 著者によると、カニの祖先にあたる甲殻類の化石調査から、カニはかつて前後左右に歩ける関節を備えていたが、進化の過程で横歩きしかできなくなっていったのだという。 横歩きしかできないカニは、一見生存競争で不利であるようにしか思えない。しかし著者は四方自由に歩くことができた祖先のうち、後ろから敵に追われて「バカ正直に」前に逃げた個体が捕食された結果、左右への移動能力に長けた個体が生き残り、前後への移動能力が退化していったと主張する。横に逃げるという選択を取った個体の方が高い知性を有しているのだ。 この仮説を証明する手段として、著者はサワガニに人工関節を取り付け、前後左右に動けるようにする「先祖返り」実験を行った。だがそれでも全てのカニが左右にしか歩か