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暗闇の部屋で綴る、幻想の霧日記。 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
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暗闇の部屋で綴る、幻想の霧日記。 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
いまこの文章を、ニット帽をかぶった上にパーカーのフードをかぶって書いている。 なぜなら部屋が寒すぎ... いまこの文章を、ニット帽をかぶった上にパーカーのフードをかぶって書いている。 なぜなら部屋が寒すぎるからであり、しかしぼくの部屋には暖房器具が一切ないからである。 正直に言うと小さな電気ストーブはあるが、彼はいま隣の部屋で、氷河のように冷え切った床に寝転がって死んだようにして眠っている。冬になってからずっと、そうやって寝息すら立てずに、眠りこけている。 キーボードを打つ手を休めると、フードに覆われた耳の中で自身の心臓の鼓動音が響いている。 だからまだ、生きている。 部屋があたりまえに寒いのは、冬だからだろう。そういうことを人は忘れがちである。 ぼくは日々、寒さから身を守るために、フードだけではなく、両手には手袋をはめているが、それでも、右手の手袋の下の薬指と小指は重度の霜焼けで紫色になり、通常の二倍の太さに膨れ上がり、関節がなくなり、折り曲げることさえ出来ない。なぜその二本の指が重点的に霜