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全販売のわずか15%しかない日本市場を、スバルが大切にする理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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全販売のわずか15%しかない日本市場を、スバルが大切にする理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
「日本でもこの車は売れているのか」。ある米国スバルディーラー幹部は富士重工業の国内生産拠点がある... 「日本でもこの車は売れているのか」。ある米国スバルディーラー幹部は富士重工業の国内生産拠点がある群馬県太田市を訪れた際、スバル車の販売店に必ず立ち寄り、決まってこう質問する。店員が「売れている」と応えると満足げな表情を浮かべて帰って行く―。 富士重の世界販売は主戦場の米国が全体の6割を占め、日本は15%にとどまる。 ただ「米国のスバルユーザーやディーラーは母国市場の日本でスバル車がどれだけ評価されているかものすごくチェックしている」。国内営業を統括する専務執行役員、細谷和男は日本市場の重要性を強調する。 例えば運転支援システム「アイサイト」。米国が訴訟大国ということもあり現地ディーラーは当初、顧客へのアイサイトの提案に積極的ではなかったという。 万が一アイサイトが正常に機能せず事故が起きた場合、訴訟の対象になるからだ。だが日本でのアイサイト搭載車種の売れ行きや性能の高さを見て“売れる”と確