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2017年の中日は臥薪嘗胆だった……。京田陽太、大野奨太から反撃開始だ!(伊藤哲也)
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2017年の中日は臥薪嘗胆だった……。京田陽太、大野奨太から反撃開始だ!(伊藤哲也)
イバラの道はまだ続いてしまうのか――。 2004年から8年間で4度のリーグ優勝に輝き、憎らしいまでの強さを... イバラの道はまだ続いてしまうのか――。 2004年から8年間で4度のリーグ優勝に輝き、憎らしいまでの強さを見せた中日は、今や低迷期の真っただ中にいる。 バッテリーを中心に鉄壁のディフェンスを誇り、そつのない攻撃で僅差を拾う。そんな試合巧者ぶりを演じてきた主軸たちが一線を退いていくのは、致し方ない。 ここまで低迷が続く要因は、一にも二にも井端弘和、荒木雅博、谷繁元信、和田一浩……レギュラー陣の後継者が育たなかったことに尽きる。 今季は荒木が通算2000本安打を達成したが、このことを裏返せば、荒木を押しのける二塁手が現状でも出てきていない、ということになる。リーグ連覇をかざった広島を見てもわかるように田中広輔&菊池涼介の二遊間は強固で、中日にとっても“アライバ”に続く二遊間の存在はチーム再建のためには不可欠なはずだった。 そんな中、今季ひと筋の光が差し込んだ。 ドラフト2位で入団した新人・京田