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三娘子の驢馬 | 砂村隠亡丸の余苦在話-よくあるはなし-
こんな話がございます。 唐の国の話でございます。 当時、板橋店(はんきょうてん)という辺鄙な街に。 ... こんな話がございます。 唐の国の話でございます。 当時、板橋店(はんきょうてん)という辺鄙な街に。 一軒の旅の宿がありまして。 彼の国では客桟とか旅店とか呼びますが。 飯屋でありながら寝泊まりも出来るという。 その店内でせわしなく立ちまわる者が一人。 独り身の年増だが艶のある。 名を三娘子(さんじょうし)と申す女侠。 これがその旅店の女主人。 雇い人も置かず、身内のある風もなく。 一人で宿を切り盛りしておりました。 宿の裏では驢馬をたくさん飼っている。 酒樽から頭と脚を突き出したようなのが。 日の当たらぬ狭い裏庭に。 ヒヒンヒヒンとひしめき合っている。 なんでも、驢馬というのは牛馬より育てやすいとかで。 我が日の本ではあまり見かけませんナ。 彼の国では荷馬や家畜、さらに老いては食い物として。 非常に重宝されると申します。 三娘子は自家で育てたこれらの驢馬を。 歩き疲れたり馬に死なれた旅人な
2016/05/23 リンク