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『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ|人類全体の世話人 - ボヘミアの海岸線
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『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ|人類全体の世話人 - ボヘミアの海岸線
「信じられるか、この世界? 愛するしかないよな」 −−リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』 人類全... 「信じられるか、この世界? 愛するしかないよな」 −−リチャード・パワーズ『囚人のジレンマ』 人類全体の世話人 誰かを信じるには、それなりの時間と勇気を必要とする。それに比べて、不信感を抱くのはもっとずっとお手軽だ。疑いを抱くことも、自分を守るもっともらしい理由を見つけることも、利用することも、裏切ることも、少しの罪悪感を犠牲にするだけで事足りる。 裏切られた人間は、報復のために、別の誰かを犠牲にする。自分は傷つけられたから誰かを傷つけてもいい、その権利がある、利口な人間なら裏切るべきだ、と口にしながら。そうして、不信感は世界にあっというまに蔓延していく。 不信感まみれになった世界で、なお「他者を信じよう」「この世界を愛そう」とする人間は、なんと呼ばれるだろうか? お人好し、理想主義者、ネギをしょったカモ、愚か者、狂人。そして、ホブソン一族の父。 囚人のジレンマ 作者: リチャードパワーズ