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宮台真司の『シリア・モナムール』評:本作が『ヒロシマ・モナムール』の水準に留まる事実への苦言
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宮台真司の『シリア・モナムール』評:本作が『ヒロシマ・モナムール』の水準に留まる事実への苦言
『二重生活』との共通性ーー社会よりテクノロジーに適応せよ 『シリア・モナムール』は、シリア内戦で現... 『二重生活』との共通性ーー社会よりテクノロジーに適応せよ 『シリア・モナムール』は、シリア内戦で現地の人々が撮影してYouTubeやSNSにアップした映像を再構成したドキュメンタリーで、『二重生活』同様、社会も人格も、<関係の偶発性>に身を晒した途端にリアリティが失われる程度の、「書割」と「影絵」に過ぎないにも拘わらず、その程度のショボい営みが数多の悲惨さを生み出す事実によって、我々に衝撃を与えます。 シリアからパリに亡命したオサーマ・モハンメドが、包囲攻撃中の街で暮らすクルド人女性シマヴとSNSで繋がり、彼女が送って来る記録映像から現地の様子を追うーーこれは<関係の偶発性>そのものです。「国家」や「国境」や宗教の「敵/味方」に関係なしに繋がる2人は、インターネットに先立って80年代半ばのテレクラが切り開いたのと同じ<匿名的親密さ>を生きます。 全ての家族が個室のPCや携帯情報ツールを通じ