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馬場靖雄:法のオートポイエーシスと正義#2
2.二つの「と」 「ゲーデル的脱構築」型の議論がなされる時、そこには常に「と」(and, und)が登場し... 2.二つの「と」 「ゲーデル的脱構築」型の議論がなされる時、そこには常に「と」(and, und)が登場してくるように思われる。法「と」その背後にある暴力・排除。自己完結性の外観「と」暴かれるべき決定不能性。あるいは法社会学の文脈に即して言えば、形式的に完結した法体系「と」その背後にある多様で相互に衝突する社会的諸利害と諸要因。いずれの場合でも、この「と」は、前後の二つの項目をひとつの全体へと統合する役割を果たしている。両項目間の特定の関係を確定すれば、それで原理的には全体を認識できるものとされているのである。前者を後者へと還元する、後者が前者に影響を及ぼし変容させる様を重視すべきである、両者の間の「弁証法的往復」を考える、等々。一度その種の関係が想定されれば、無限に探求が続けられうるとしても、その枠組は固定されてしまう。その意味では、想像的なかたちで「全体」に到達したことになるのである。