芍薬甘草湯はしゃっくりにも使える！ | 医療法人社団たつき会 菅田医院

今回は『しゃっくり』についてお話したいと思います。 肺の下に位置する筋肉である横隔膜(おうかくまく)が痙攣すると、声帯の筋肉が収縮します。 狭くなった声帯を息が通ることで、「ひっく」といった音を発声します。 この異常呼吸を『しゃっくり』といい、またの名を『吃(きつ)逆(ぎゃく)』ともいいます。 横隔膜の痙攣によるしゃっくりは、特別な理由がなくても発症し、健康な人でも起こり得ます。 ほとんどは数分ほどで自然に治ります。 しかし、頭部外傷や心筋梗塞、腫瘍などの器質的な疾患が原因の場合は、 病気を治療しないことには止まらないこともあります。 原因が不明な場合には漢方薬などを使う手があります。 例えばその代表処方が芍薬甘(しゃくやくかん)草(ぞう)湯(とう)です。 この漢方薬はこむら返りに使われることでお馴染みです。 しゃっくりに効果的な漢方薬を3処方紹介します！ ①芍薬甘(しゃくやくかん)草(ぞ

[text-sakura-ne-jp]

｢しゃっくり｣｢こむら返り｣に効く漢方を紹介。