３・１１の仙台、星空は美しかった 都内で投影へ：朝日新聞デジタル

東日本大震災が起こった２０１１年３月１１日夜の仙台市の星空を再現したプラネタリウム番組が今月、東京都足立区と東大和市のプラネタリウムで上映される。 番組は仙台市天文台（同市青葉区）が２０１２年に制作した「星空とともに」（約４０分）。地震発生の午後２時４６分から日没、そして翌朝、日が昇るまでの空を再現するとともに、街の明かりが消えた空に輝いた星にまつわる被災者１６人の言葉を紹介していく。 「流れ星は天国へ向かう魂なのだ。その多さに耐えられなくなり目を伏せてしまいました」「見たこともない美しい星空に、ためていた涙が一気にあふれだした。仙台はこんなに星が見える街だったんだ」。言葉は、地元紙の投書欄やブログなどから選び、天文台の職員が朗読した。 同天文台は「あの夜の星空を見上げた被災者の思いを伝えるために、天文台に何ができるかを考えた」と制作の動機を説明。当初は同天文台だけでの上映だったが、全国の

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「あの夜の星空を見上げた被災者の思いを伝えるために、天文台に何ができるかを考えた」