Linux Device Driver の製作（その１）

ノウハウというよりは，Linux Device Driver の製作記です．あまり深く理解しないまま書いていますので，その分割り引いて見て下さい．詳しい内容は，本（オライリ Linuxデバイスドライバ等）などを参照して下さい． Linuxは，ユーザのプログラムを完全に管理下において動かすため，I/Oポートなどのハードウェアを直接いじるようなプログラムを書くことはできません．これがOSの頑健性を高めているのですが，対応していないハードウェアを使用する場合には，新たにデバイスドライバを作らなければなりません．デバイスドライバをうまく作ると，新しいディバイスはLinuxのファイルシステムの一部に組み込まれますので，ハードディスクなどと同様に手軽にアクセスできるようになります．つまり，"cat"などで内容を確認できる一般的なディバイスと同様に扱えるようになります． まずはrootアカウントで，