どんな型にもブロー成形できる新合金が登場（イェール大）

スチールより強くて、プラスティックほど多用でき、あらゆるかたちに姿を変える金属を想像してみてください。次に、それで作れるガジェットを思い浮かべてみてください。 ―AppleのユニボディのMacなんて目じゃないですよね！ これはイェール大学のJan Schroers氏=写真=率いるチームが開発した新素材です。氏のチームは｢バルク金属ガラス（bulk metallic glasses：BMG）｣の研究に取り組んできたのですが、ついに熱可塑性物質のように毎日の暮らしに欠かせない万能素材の実現となりました。 金属の原子は基本的に結晶構造で、金属の原子は固体の時はかなり規則的な配列になっていますよね。ダイヤモンドの炭素原子みたいにきれいな列・レイヤーを成している。 ガラスは長い繊維状分子です。液状の時は互いに絡まってますが、冷えると絡まった繊維状の構造のまま、その場で固まります（プラスティックに非常

[kirifue]

どんな型にもブロー成形できる新合金が登場。ボトルもできちゃう。

[muchonov]

これ既存の金属ガラスと違うのかな？　ユニボディといえばAppleはLiquidmetal社の技術を家電分野で排他使用契約、今はお試し的にMacBook Airのリストア用USBドライブに採用…という話だったような。 参考：http://amba.to/do1Mb0

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低価格大量生産はまだ先だろうけど、金属のブロー成形が当り前になったら日本の工場でやってるハイレベルなプレス加工で金属容器を作る技術もそのうち駆逐されちゃうんだろうな。

[kawausso]

部品屋としては脅威を感じるけど、こんな感じで鳴り物入りから廃れていったのがマグネシウムだっただけに今回はどうかな。結局付加価値をつけきれないとコストの問題になるので。

[mangakoji]

BMG（ジルコニウム、ニッケル、チタン、銅などの金属を合わせたものでできている）