インターネット上の「私的制裁」について｜イケハヤ大学【ブログ版】

photo credit: lenz art via photo pin cc いじめ問題が、（特にインターネット上の）「市民による断罪（私的制裁）」という新しい問題を生み出しているように感じます。悶々と考えていることをまとめてみます。 市民は制裁者になるべきか？ いじめの加害者に対する怒りは、誰しもが禁じ得ないとは思います。 しかしながら、「私たち市民」が、加害者を私的に制裁・断罪する（今回なら「加害者の実名や住所を暴く」）ことが許されるかどうかは、別の問題です。 常識的に考えれば、法治国家である日本において「私刑」は許されるものではありません。しかしこうした正論を前にしても、市民による「正義」の執行は止まることはないでしょう。 無意識的に「私刑」を行う私たち また、市民社会に生きる上で「断罪」とは無縁であることはできません。僕を含めて、私たちのほとんどは、ある人が「殺人の前科がある」と

[ProjectK]

やっている当人には「私的」という自覚がない気がする。パブリックな空間で発言するから公的って訳ではないとも思うのだが、自分の憤りが私憤ではなく義憤公憤であると思う人ってのはいるんだよなぁ。

[SasakiTakahiro]

市民は制裁者になるべきか？