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第2回 宮下志朗 『本の都市リヨン』 - ルネサンス・バロックのブックガイド/工作舎web連載読み物
フランスを代表する美食と歴史の街として、世界中から多くの観光客をひきつける商都リヨン。ソーヌ河と... フランスを代表する美食と歴史の街として、世界中から多くの観光客をひきつける商都リヨン。ソーヌ河とローヌ河にはさまれた中洲の一角に、われらがメルシエール通りはある。いまはレストラン街となっているこのソーヌ左岸の商業地区で、街の出版業は産声をあげた。そしてリヨンは、ルネサンス期のフランスでパリと肩を並べる大金融・出版センターとしてその名を轟かせることになる。 読者はまず著者とともにリヨンの街路にわけいって、当時の職人や商人たちが吸っていたこの自由な空気を感じとる時間の旅へと誘われる(第一章)。そして15世紀半ばのグーテンベルク聖書から揺籃本(インキュナブラ)の時代へ。首都パリとは異なり大学も高等法院もなかったリヨンでは、世俗的な街の雰囲気とあいまって、すでに実用書や絵入り本にまじってフランス語の書籍も積極的に刊行されていた(第二章)。しかしそうした自由には代償もまたつきものであった。経済動向に
2017/11/14 リンク