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古文書が語る太陽活動〜日経サイエンス2016年8月号より
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古文書が語る太陽活動〜日経サイエンス2016年8月号より
17世紀初めにガリレオが近代的な天文観測にはずみをつけるまで,太陽活動に関する記録は基本的に存在し... 17世紀初めにガリレオが近代的な天文観測にはずみをつけるまで,太陽活動に関する記録は基本的に存在しなかった──と科学者は考えていた。われらが太陽の埋もれた歴史に光を当てようと,京都大学の研究者たちは古文書を詳しく調べている。これまでに,黒点やオーロラなど太陽に関連する天文現象を示すと思われるものが数十件見つかり,古いものは7世紀にさかのぼる。ガリレオの天文スケッチに比べると解釈の余地が大きいものではあるが,貴重な情報だ。 「過去の天気や気候については,それを知る手がかりとして氷床コアや年輪,堆積物を利用できるが,宇宙天気やオーロラとなると痕跡はほとんど残らない」と米航空宇宙局(NASA)の宇宙プラズマ物理学者ツルタニ(Bruce Tsurutani,研究チームには加わっていない)はいう。「だから人間が記録した情報が必要になる」。 そこで,京都大学の歴史学者と天文学者が中国・唐王朝時代の手書