エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
高野史緒『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(高野史緒編)序文[2011年9月]|Science Fiction|Webミステリーズ!
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
高野史緒『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(高野史緒編)序文[2011年9月]|Science Fiction|Webミステリーズ!
東欧文学に関しては、「SF」よりも「ファンタスチカ」という語のほうがしっくり来る。ファンタスチカ... 東欧文学に関しては、「SF」よりも「ファンタスチカ」という語のほうがしっくり来る。ファンタスチカ、すなわち、サイエンス・フィクションやファンタジー、歴史改変小説、幻想文学、ホラー等を包括したジャンル設定だ。 ツァーリとカイザーの狭間で――文化圏としての東欧 高野史緒 fumio TAKANO 今から30年前の1980年、東京創元社からある本が出版された。深見弾による編訳書『東欧SF傑作集』(上下)である。前年に出版された『ロシア・ソビエトSF傑作集』(上下)の姉妹編であり、両者でヨーロッパ共産圏のSFを網羅する形となっていた。 そう、当時はまだソビエト社会主義共和国連邦という国があり、その衛星国とともに「共産圏」なるものを形成していた。いわゆる「東側」というやつである。それは本来、政治的なくくりだが、ソ連が(婉曲的な言い方をすれば)あらゆる分野で東側各国の協力体制を築くべく努力していたこと