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落選後になぜ?廃止論者の死刑執行 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
死刑廃止論者だった千葉法相が28日、政権交代後初めてとなる死刑の執行に踏み切った。 自ら執行に立ち... 死刑廃止論者だった千葉法相が28日、政権交代後初めてとなる死刑の執行に踏み切った。 自ら執行に立ち会ったうえで、死刑制度の存廃などを議論する勉強会を設け、刑場を報道機関に公開する方針も明らかにした。参院選で落選した法相がなぜ、1年ぶりとなる執行に踏み切ったのか。舞台裏を検証する。 ◆顔色真っ白 28日早朝、千葉法相は横浜市内の自宅からまっすぐ東京・小菅の東京拘置所に入った。普段は鮮やかなピンクやグリーンの服装が多いが、この日はグレーのスーツ姿だった。 同拘置所の刑場は、2層構造で、死刑囚は、まず上階で執行を告げられる。隣の部屋に移動して踏み板の上に立つと、別室の刑務官が執行ボタンを押し、踏み板が下階に向けて開く。 死刑囚2人の絞首刑には、千葉法相のほか、法務省刑事局長や拘置所長、東京高検の検事、事務官が立ち会い、ガラス越しに見届けた。執行が終了したのは午前10時頃だった。 千葉法相は、同省
2010/07/31 リンク