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蚊は自らの羽ばたきで気流のわずかな変動を検知、暗闇でも障害物を避けて飛行 - BCN+R
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蚊は自らの羽ばたきで気流のわずかな変動を検知、暗闇でも障害物を避けて飛行 - BCN+R
蚊は、暗い部屋の中でも自由に飛び回り、実験でも蚊が暗闇で周囲の障害物を避けて飛べることが観察され... 蚊は、暗い部屋の中でも自由に飛び回り、実験でも蚊が暗闇で周囲の障害物を避けて飛べることが観察されていたものの、そのメカニズムは未解明だった。 一方、蚊の触覚の根元には11nmの空気の振動によって生じる0.005°の触覚のふれに反応できる「ジョンストン器官」と呼ばれる特殊な器官があることが知られている。 英王立獣医大学、ブライトン大学、リーズ大学の研究者らが参画する国際研究チームは、蚊が暗闇でも障害物を避けて飛行可能なのは、身体に備わる超高感度センサーによって、自らの羽ばたきが起こした気流の歪みを検知しているのではないかとの仮説を立て、これまでに中田助教が高速度カメラによる3次元運動測定とシミュレーションによって明らかにしていた、蚊の飛行メカニズムなどの先行研究データを利用し、数値計算によって蚊の羽ばたきによって生じる気流を再現。壁や床の存在による触覚付近の気流の変動を調べた。 結果、蚊の触