遅ればせながら『呪術廻戦』を全巻読破した感想。速度とオマージュを支配下に置く、減点回避型少年漫画 - ジゴワットレポート

あらゆるシチュエーションで何度もオススメされてきた漫画、『呪術廻戦』。 話題になっていることは知っていたし、「HUNTER×HUNTERっぽい」「BLEACHに近い」といった声も聞こえていたので、以前より興味はあった。そして今週、やっとこさ重い腰を上げて全巻を読破。単行本未収録分は、ジャンプの電子定期購読で無事にカバー。ありがとう定期購読。毎月課金はこういう時のためにある。（内容としては、真人vsメカ丸までを読了） 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス) 作者: 芥見下々 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/07/04 メディア: コミック この商品を含むブログ (8件) を見る 本編の前日譚に相当する0巻を含め、全話を読破。非常に濃密な時間であった。事前に全くといっていいほど情報を仕入れなかったので、予想外のタイミングで特定のキャラクターが死んで驚いたり、唸らされる展開や演出に

[slinky_dog_s11]

今更ですが、初見の感想です。これからは毎週追います。

[IkaMaru]

「自分の術式をあえて開示すると力が上がる」という設定は本当に上手い。「何もないのにペラペラ明かすのはバカっぽい」「かと言って情報戦に特化すると難解で紙幅を取りすぎる」というジレンマを一気に解決した

[ryuzi_kambe]

ドラゴンボールとハンターハンターと幽遊白書とブリーチ四話を毎回一話に錬成して読ませていあただいているようなありがたみがあり毎週合掌して読んでいる

[cad-san]

芥見先生もワニ先生も、読者の心を弄ぶのが本当にうまい。ホスピタリティが行き届いている

[iyochoo]

連載開始当初はこんなにジャンプを引っ張っていくような漫画になるとは思ってなかった

[eno1432]

ジャンプ本誌を追わなくなってから、こういうおすすめ記事は助かる

[sakaue1867]

"「ぽい」を支配下に置く自我、それを成すセンスと技術が見て取れる。" あとがき読んでても90年代〜の漫画や映画がめちゃくちゃ好きなのが伝わってくるし、それが上手く漫画に落としこまれててすごい

[n_y_a_n_t_a]

連載リアルタイム勢としては、「えぇ……なにいってだこいつ」という書評

[turu_crane]

＞まるで作品自体が、五条先生のファイトスタイルのように、余裕すら感じさせながら無限の読者と戦っていく

[Khvost]

減点されにくいの評は言い得て妙。個人的に面白い漫画の定義は「視線がコマ移動する際にストレスが少ない」「再読時のななめ読み、熟読に耐えうる」「伏線やギミックに用意しましたというわざとらしさがない」です。