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金子 光晴『金子光晴詩集』(思潮社) - 辻井 喬による作家論/作家紹介 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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金子 光晴『金子光晴詩集』(思潮社) - 辻井 喬による作家論/作家紹介 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
著者:金子 光晴出版社:思潮社装丁:単行本(160ページ)発売日:1975-09-01 ISBN-10:4783707936 ISBN... 著者:金子 光晴出版社:思潮社装丁:単行本(160ページ)発売日:1975-09-01 ISBN-10:4783707936 ISBN-13:978-4783707936 「一筋縄ではつかまらない」「本質が理解されているとはかぎらない」「位置は今なお決定していない」と語られているように、金子光晴は大変理解しにくい、かつ分類のむずかしい詩人のようである。 このことはひとつひとつの作品の「分りやすさ」といちじるしい対照をなしており、現代詩の理解をめぐる受容と批評の関係について鋭い問題を提供している事柄のように思われる。 短歌や俳句を日本的抒情に依拠しながら批評し評釈する場合には、決してこのような混乱が起こらないことを考慮すれば、この不思議な現象は、金子光晴の作品の質と、我が国の近代的な批評の方法とのあいだに何等かの決定的なズレが存在していることを暗示しているのではないだろうか。もしそうだとすれ

