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『未来図の世界』(講談社) - 著者:小松 左京 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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『未来図の世界』(講談社) - 著者:小松 左京 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
光速運動者の冒険 "図"にたいする異常な執着あらゆる冒険家、探検家、旅行家の"図"にたいする異常な執着... 光速運動者の冒険 "図"にたいする異常な執着あらゆる冒険家、探検家、旅行家の"図"にたいする異常な執着は何を意味するのだろう。彼らが挑んでいる未知の世界の模型、その手引きとなるからだろうか。おびただしい行動家が一枚の古ぼけた"図"によって出発をはじめ、それによって生き、そしてとりわけ死んだ。 スティーヴンソンやポーが謎めいた線や記号でみたされた一枚の地図をめぐる肉体や論理の死闘を描いたのはあだしごとではない。そしてとりわけルネッサンス人にとって、地図や海図、天文図や人体解剖はなんとスリルと冒険にみちたものだったことだろう。マルコ・ポーロとコロンブス、ケプラーとレオナルド。そして共和国のさまざまな都市プランナーたち…。 だが、同じく"図"に執着するにもせよ、『地図の思想』の著者の第二エッセイ集『未来図の世界』は、その名の通り空間の旅行記ではない。小松氏の軽快な足は四十年後のサラリーマン生活を