コスパ・タイパ重視の文化 本当に得をしてる？

近年、若手を中心として「コスパ（コストパフォーマンス）」や「タイパ（タイムパフォーマンス）」を重視する風潮が広がっています。 具体的に言えば、 ・サービスや商品の内容云々よりも ・まず費用対効果が高いほうがいい、 ・ひいては、短い時間で成果をあげるほうが良い という感覚です。 要は会社でもプライベートでもとにかく効率優先が正義、といい換えても良いでしょう。 しかしなぜここにきて「コスパ・タイパ」がもてはやされるようになったのでしょうか。 第一に、比較が楽になったこと。 主にweb、スマートフォンの普及は、何十社・何百商品の価格と配送スピードを横並びに表示できます。 そして、SNSには「コスパ最高」という投稿が溢れるようになりました。 そうした環境では、「いちばん安く、いちばん早いものを選ぶ」“正解”の発見が容易になります。 これが一つの「コスパ文化」の原因であることは容易に想像できます。

[piesikot]

どんなものでも毒にでも薬にでもなるものだ。コスパ・タイパで実は損をしている人もいるだろうが、そういう人は何をしようが損になる選択をする人だと思う。

[p_shirokuma]

私が「短慮なコスパ・タイパ」と呼んでいるやつの話だ