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ニコはボールを選んでいるか――ベイスターズ・乙坂智と「選球眼」の物語 | 文春オンライン
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ニコはボールを選んでいるか――ベイスターズ・乙坂智と「選球眼」の物語 | 文春オンライン
大事な場面とともに、必ずそれはある。ユニフォームのポケットから慣れた手つきで取り出す。世界は一瞬... 大事な場面とともに、必ずそれはある。ユニフォームのポケットから慣れた手つきで取り出す。世界は一瞬滲んで、でもすぐに、人とボールと風がくっきりとした輪郭をもって広がるのだろう。そして乙坂はまたポケットにしまう、目薬を。勝負の時がやってくるから。 ニコのプロ初打席はホームランだった ニコはボールを選んでいるか。 乙坂智。2011年ドラフト5位入団。この年はTBS政権最後の、いわゆる「嫌がらせ」ドラフト組などと呼ばれてきた。横浜高校では筒香の2個下。アイスホッケー選手だったアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、愛称のニコは本名の「乙坂・ルーセロ・智・ニコラス」からきている。「オト」と呼ぶか「ニコ」と呼ぶかはあなた次第。 ニコはボールを選んでいるか。 2014年5月31日、QVCマリンフィールド(現ZOZOマリンスタジアム)。9回表、ニコは初めて一軍の打席に立った。1球目、渾身の空振り。2球目落