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曲は「“恋人からのプレゼント”と受け取っていた」歌手・華原朋美が自分を見つけるまで | わたしの「神回」 | 文春オンライン
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曲は「“恋人からのプレゼント”と受け取っていた」歌手・華原朋美が自分を見つけるまで | わたしの「神回」 | 文春オンライン
1996年に小室哲哉が提供したこの曲を、ここではヴァイオリニスト・宮本笑里とのコラボレーションが織り... 1996年に小室哲哉が提供したこの曲を、ここではヴァイオリニスト・宮本笑里とのコラボレーションが織りなす、ストリングスが印象的な演奏に乗せて伸びやかに歌いあげる。40代以上の者ならば、ビルの屋上でロン毛の小室とともに黒のパンツルックの華原が歌うPVを忘れずにいよう。それがこのステージでは、白い柄物のワンピース姿で、とても柔らかで華やいで見えた。 小室サウンドの一曲ではなく、華原朋美の「I’m proud」を聴いた。あるいは90年代の懐メロなんかではなく、今の「I’m proud」を聴いた。そんな思いを抱かせる名場面となる。 「過去の歌を今の声で聞きたがってる」、事務所の社長から求めは、まるで世の中の望みであったかのようだ。 乗馬で鍛えた腹式呼吸と特異な声質に可能性を見出され 小室哲哉がTKと呼ばれた時代、小室ファミリーはバブル崩壊の後遺症で沈みゆく日本経済のなかにあっても栄華をほこる絶頂の