エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
カズオ・イシグロの近著『忘れられた巨人』の楽しみ方 | 文春オンライン
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
カズオ・イシグロの近著『忘れられた巨人』の楽しみ方 | 文春オンライン
カズオ・イシグロが帰ってきた! 「絶対損はしないから読んだほうがいい」と自信を持って薦められる作家... カズオ・イシグロが帰ってきた! 「絶対損はしないから読んだほうがいい」と自信を持って薦められる作家。本書はそのイシグロの10年ぶりの新作だ。 帰ってきたイシグロは、相変わらずイシグロだった。つまり、めっぽう面白く文句なく読ませる。 傑作『日の名残り』や忘れがたい『わたしを離さないで』など、イシグロ作品を特徴づけるのは、「自分はいったい何者なのか?」という問いである。 だが登場人物たちに決まってつきまとう不思議な忘却が、その自己探求を難しくする。喉元まで出かかっているのに言葉にならないあのもどかしさと不安が読者に感染する。気づけば、「あなたに何が起こったのか?」と作中人物に問いかけながら、読者は頁を繰る手を止められなくなる。 本作でもこの忘却が人物たちを苛(さいな)む。舞台は、伝説のアーサー王亡きあとのイングランドだ。ブリトン人の老夫婦アクセルとベアトリスはある日、別の村に暮らす息子を探す旅