「娘の遺体は凍っていた」行方不明から2年 旭川14歳少女イジメ凍死事件をふりかえる | 文春オンライン

北海道旭川市の中学生だった廣瀬爽彩さんが壮絶なイジメを受けた末、行方不明になった2021年の2月13日から丸2年の月日が経過した。 昨年9月に提出された第三者委員会の報告書は、爽彩さんの死とイジメの因果関係を否定。しかし遺族はこの報告に強く反発し、旭川市長もその意向をくみ再調査を命じる事態に。この問題が解決に向かう道筋はまだ見えていない。 「文春オンライン」は、爽彩さんが亡くなった2カ月後の4月から事件を報じ続けてきた。このいたましい事件を風化させないため、爽彩さんの行方不明から2年という日に、一連の記事の中から一部を再公開し、改めて卑劣なイジメの実態を明らかにする。 ◆ 14歳の少女を死に追いやった陰惨なイジメ 2021年、文春オンラインがこの事件を初めて扱った「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《母親が涙の告白》 を公開した。北の大地