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「これは『昭和天皇独白録』と同じくらいの衝撃だ」歴史的スクープを後押しした、昭和史研究家・半藤一利の言葉とは | 文春オンライン
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「これは『昭和天皇独白録』と同じくらいの衝撃だ」歴史的スクープを後押しした、昭和史研究家・半藤一利の言葉とは | 文春オンライン
戸髙 半藤さんは文藝春秋入社以来、旧軍人の取材をすることが多く貴重な証言に接してこられましたし、... 戸髙 半藤さんは文藝春秋入社以来、旧軍人の取材をすることが多く貴重な証言に接してこられましたし、歴史研究者との交流も多く、中でも東大ボート部以来のご友人・秦郁彦氏、中央公論「歴史と人物」編集長の横山恵一氏とは銀座のバーに頻繁に集まっては、雑誌の企画や歴史談議に時を過ごしていました。 私は当時、海軍関係の史料を収集する「財団法人史料調査会」で司書として勤務していた関係で、時折この集まりに呼ばれていました。私の記録によれば、1992年6月9日、文藝春秋社近くの「二葉鮨」で半藤さんが「ひとつこのメンバーで歴史探偵団ってのをやらねえか。もちろん団長は俺だな」と言い出したのが始まり。 ここからほぼ毎月途絶えることなく、2021年に半藤団長がお亡くなりになったあとも活動を続けて、今年は「歴史探偵団」結成32年目になりました。難しい話をするのではなく、歴史上の話題に関して興味の赴くままに談笑し、酒を呑む