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タピオカ屋の隣に数百年前の歴史を伝える史跡が…京都という街に感じる「過去に意図せず触れる」面白さ | 文春オンライン
三宅香帆が『八月の御所グラウンド』(万城目学 著)文藝春秋 人生で京都に住んだ年数を数えるともう10... 三宅香帆が『八月の御所グラウンド』(万城目学 著)文藝春秋 人生で京都に住んだ年数を数えるともう10年近くになるのだが、京都を歩くといまだにその時空の歪みっぷりにくらくらする。時流に乗って数年前にできたばかりのタピオカ屋の隣に、数百年前の歴史を伝える史跡がさらりと並んでいたりするからだ。そのような京都の多重構造(とでもいうべき不思議さ)を、本書はあたたかく、切なく、それでいて面白く、小説に落とし込むことに成功した。ホルモー・シリーズ以来16年ぶりとなる、作者が京都を舞台にした青春小説は、京都という街の不可思議さと、小説だからこそ描くことのできる切なさが交錯する場所となっている。 本作は2篇の中篇小説で構成される。1作目「十二月の都大路上下(カケ)ル」では、超絶方向音痴な女子高生・坂東(さかとう)が、先輩の代わりに駅伝を走ることになる。2作目「八月の御所グラウンド」は、彼女に振られたばかりの
2023/09/11 リンク