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「差別感情は、隠すことではなくならない」10年のあいだ自問自答し続けて…それでも自分の店に“ヘイト本”を置く理由 | 文春オンライン
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「差別感情は、隠すことではなくならない」10年のあいだ自問自答し続けて…それでも自分の店に“ヘイト本”を置く理由 | 文春オンライン
『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』(福嶋聡 著)dZERO 私は小さな書店を営んでいるの... 『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』(福嶋聡 著)dZERO 私は小さな書店を営んでいるのだが、開店当初からいわゆる「ヘイト本」と呼ばれる本は並べたことがない。取次ぎを通さず、ほとんどの本を買取っており、返本もしないので、限りあるスペースにどの本を選び、並べるかと考えると自ずとそうなる。本著を読んでいる間考えていたのは、私がもし大型書店で働いていたならばどうするだろうか、ということだ。 著者は「ヘイト本」には批判的な立場だが、「それでも、書店の人間として『ヘイト本』を書棚から外(はず)すという選択はしません」と語り、「書店=言論のアリーナ(闘技場)」論を掲げた。店長を務めていたジュンク堂難波店では、「店長本気の一押し!『NOヘイト!』」というブックフェアを2014年12月末より開催。差別意識に満ちた出版物を批判しながらも、書棚からは排除しないという姿勢を貫いた。それからおよそ