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「周辺環境への配慮を感じることができません」プリツカー賞受賞・山本理顕氏が語る「大阪万博」の問題点 | 文春オンライン
「建築界のノーベル賞」とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏。日本人受賞者としては... 「建築界のノーベル賞」とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏。日本人受賞者としては丹下健三、槇文彦らに続く9人目で、日本は受賞最多の国となった。その要因について山本氏は「建築家にとって厳しい環境の中で、どうすれば自分のメッセージやアイディアを伝えることができるのか、タフに考えてきた建築家が多いからではないでしょうか」と語る。 山本氏によれば、日本では「自治体などクライアントの意向が絶対視され、建築家の提案するコンセプトやアイディアが軽視されてきた例がたくさんある」といい、その結果、周辺環境への配慮を感じられない建築が増えている。その例のひとつが、来年開催が予定されている「2025年大阪・関西万博」だ。 万博の会場計画から配慮を感じることができない 〈今回の受賞で嬉しかったのは、主催財団や審査員が「建築を通じて人々が集い、新たなコミュニティを生み出すことに貢献している」という点
2024/07/10 リンク