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米ホラー映画の新潮流と、各作品に潜む「アメリカの罪」【連載】添野知生の新作映画を見て考えた(5)|FINDERS
添野知生(そえの・ちせ) 映画評論家 1962年東京生まれ。弘前大学人文学部卒。WOWOW映画部、SFオンライ... 添野知生(そえの・ちせ) 映画評論家 1962年東京生まれ。弘前大学人文学部卒。WOWOW映画部、SFオンライン(So-net)編集を経てフリー。SFマガジン(早川書房)、映画秘宝(洋泉社)で連載中。BS朝日「japanぐる~ヴ」に出演中。 新興の配給会社による、新潮流のホラー映画が3本連続公開 私は、映画については、だれがなにを言ってもいいと思っている。もちろんあからさまな嘘や悪意による曲解は論外だが、そうでなければ、長く多く映画を観てきた人の言葉も、生まれて初めて映画を観た人の感想も、同じように耳を傾ける価値がある。映画はそういうものなのだ。 (ほとんどの)映画は大衆娯楽であり、商業活動である。それはあらゆる人に開かれているし、観た人の言葉を縛ることはできない。映画はあらゆる人の言葉を引き受ける。この特異なありようは、映画がとにかく金のかかる表現形式だという点に由来している。映画は観客
2018/11/25 リンク