北方領土に関する会見だけではなかった！ 暴走リピート答弁の河野太郎外相＜短期集中連載・2018年閣僚答弁プレイバック2＞ « ハーバー・ビジネス・オンライン

安倍内閣の閣僚たちの答弁を振り返る第2弾は、記者会見で北方領土に関する質問に答えず、「次の質問をどうぞ」を4連発して注目を浴びた河野太郎外務大臣にご登場頂こう。 実は河野外相は国会でも同じ答弁を繰り返すことが度々ある。他の閣僚もそうした場面はあるが、河野外相は次元が違う。一字一句ほぼ同じ内容をひたすら繰り返すのだ。まるで壊れたテープレコーダーのように。本記事では河野外相のリピート答弁に注目して、具体的に2つの答弁を見ていきたい。 文中の色分けは（今回はほぼ「赤」だが）、次のようなルールに基づき、答弁内容を信号機のように3色（青は質問の回答になっている「OK」、黄は質問の繰り返しやすでに周知された背景の説明などで時間を伸ばしているため「注意」、赤は論点ずらしや典型的不誠実答弁で「ダメ」）で直感的に視覚化したものである。 1つ目は今年11月1日の衆議院 予算委員会。鳩山元総理に対する外務省の捏