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自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その2 火力編 | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]
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自衛隊に駆けつけ警護できる戦闘能力はない その2 火力編 | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]
清谷信一(軍事ジャーナリスト) 政府は自衛隊にPKOなどでいわゆる「駆けつけ警護」、つまり交戦を認め... 清谷信一(軍事ジャーナリスト) 政府は自衛隊にPKOなどでいわゆる「駆けつけ警護」、つまり交戦を認めることになったが、その場合、自衛隊部隊は諸外国の軍隊の何倍も戦死者や手足を失う隊員がでることが予想される。 自衛隊が精強である、というのはイリュージョンだ。これまで自衛隊は演習をこなせばよいと割り切ってきた。このため実際に交戦し、死傷者がでることを前提に用意をしてこなかった。誤解を恐れずにいえば、戦争ごっこしかできない。そのような組織であるから実戦を想定した、訓練、装備体系を持っていない。 安倍政権は安保法制の変更で法律だけ変えれば、自衛隊は即交戦が可能だと思っているのだろう。だがそれは無知あるいは勘違いである。安倍政権は自衛隊の実態を知らない。 攻撃は最大の防御というが、陸自の普通科(歩兵)は、特に小銃小隊や分隊といった、小規模な部隊で敵と直接接触したり、地点を確保する等のレベルでの火力が